フーゾクDXの仕事の合間に小一時間
It is a little less than 1 hour in the intervals of work of FUZOKU DX.
花やしき歌劇団
2006年02月26日 (日) | 編集 |
いつもならCLASSICALな話題をアナタにお届けする小一時間ブログであるが、土曜日は旧友と浅草に「梅まつり」を見に行ったのである。

といっても、花に全くと言っていいほど関心の無いボクが梅を見るために浅草まで行くはずもなく(実際、梅などほんのちょっとしか咲いてなかった)、「花やしき歌劇団」なる団体のステージを見に行ったのである。

「花やしき歌劇団」がどんな団体であるかはリンクするのも面倒くさいのでバサッと省くが、適当にググッて下さい。花やしきのホームページで確認するのがいいかと思うけど。

その昔、ボクはカメラ小僧をしていたので何かと撮りまくったものだが、ここ数年はすっかりご無沙汰。アイドル人気も下降線を辿り、なおかつ追っかけ対象が低年齢化&活動場がアングラ化という、青少年には追っかけにくい状況が進んだので、まぁ、当時好きだった子も一人二人といなくなってしまって情熱が無くなってしまったというか。

そんなワケで、「アニー」などのごく一部のミュージカルを除けば殆どお子様を追いかけるなんて事はなくなっていたので、こういうイベントごとに参加するのは、本当に久しぶりで、とっつぁん、涙が出てくる。

しかも、現地に着いたら、誘ってくれた天野君(仮名)、かつてのボクを超える立派な機材持ってるしさぁ:-P

周りを見渡すと、顔を知ってる奴(知ってるだけで話した事は無い。だって、キモイんだもん)がいたので、「この人たちはボクがすっかりオカメコから脱却していた間もずっと追っかけてたのだろうか」とふと思う。まぁ、人生いろいろですね。

サンニッパを売ってしまったボクとしては、仕事で使用している一眼レフすら持って行かず、コンパクトカメラで何枚かパチリ。カメコ魂のカの字もない。

アレですね、南少とかSKIみたいに、女の子が群れているのが好きな人はハマりやすいんじゃないかなーとは思いますけど、レベルが高いかっていうと、まぁ、それなりっていうか。3人くらいは可愛い子がいたかな。いかにもブームに乗せただけの安直なAKBよりは好感が持てるんだけどねー。

前半はオリジナル、後半はピンクレディメドレーを披露した花やしき歌劇団の皆さん↓




昨日のスターキャッツにて
2006年02月24日 (金) | 編集 |
スターキャッツにあるデカいクマ。
野間さん(誰?)かと思った。




連日連夜のハードワークでお疲れ気味のボクの肩を揉んでくれる優しい石榴の梨音ちゃん。お礼に胸を揉んで差し上げようかと思ったのだが、多分拒否されると思ったので、敢えて言いませんでした。

梨音ちゃんはなかなかのインテリ系トークなのでボクは感心してしまいましたが、危険な話も多々含まれているのでここでは書く事ができません。悪しからず。




そんな梨音ちゃんがDXガールを勤めるフーゾクDXソープランド、本日更新!

昨日撮って今日アップかよ!みたいな早業で。

休日のクラシック話
2006年02月23日 (木) | 編集 |
本日…ていうか、既に昨日だけど、2/22(水)はお休みを頂いておりました。

お休みっていうか、いつも通り会社に行った挙句に「今週の玄人さん」のコメント書いて、VNECK社のBOSSに相談をしに行って、Fさんでお馴染みの新東宝社にポジ切に行って…

これがお休みというのであれば、日本人のなんと勤勉な事であろうか!

別に土日は休みをもらってるからいいけどね。その土日も家から退店情報とかチェックしちゃってるけど、別にいいからね。労働ナントカ法とか知らない振りするからいいけどね。法学部出身だけど、三流大学だったからいいんだけどね。「好きで出勤してるだけだろ」とか言われたらキレるけどね。

さて、そんな仕事と趣味がかなり曖昧なボクが本日は趣味で会社の仕事をサービスでやって差し上げた後に行ってきました、楽しみにしていたバッハ・コレギウム・ジャパン(以下、BCJ)の東京定期公演。

第71回定期演奏会              
J.S.バッハ:教会カンタータシリーズ Vol.45
〜ライプツィヒ時代1725年のカンタータ 4〜
2006年2月22日(水) 19:00 
コラール編曲 おお 神の小羊、罪なくして*
《この同じ安息日の夕べ》 BWV42
《汝らは泣き叫び》BWV103
《わが去るは汝らの益なり》BWV108
《われらと共に留まりたまえ》BWV6

野々下由香里(ソプラノ) ロビン・ブレイズ(カウンターテナー)
ジェイムズ・ギルクリスト(テノール) ドミニク・ヴェルナー(バス)
ダン・ラウリン(リコーダー) 今井奈緒子(オルガン)* 



クラシックを好きになった初期にバッハを好んで聴いていたボクとしては、BCJのようなオーケストラの演奏を生で聴ける事はとても幸福なことなのである。

といっても、「ブランデンブルク協奏曲」、「管弦楽組曲」といった作品ならまだしも、宗教曲となると宗教心が丸っきりないボクにとっては宗教曲であるカンタータはある一定の理解がないと辛いはずなのだが、「マタイ受難曲」、「ヨハネ受難曲」、「ミサ曲ロ短調」などという大作に慣れ親しんだ今となっては、バッハの宗教曲を聴いている間はプチ(エセ?)クリスチャンと化す身なんである。この場合、信仰の対象となるのがイエス様ではなく、バッハであり、鈴木雅明先生であるということが問題といえば問題かもしれないが。

そんなワケで、BCJのカンタータはいつ聴いても水準以上のクオリティが約束されているようなものなので、「あそこのここがどうだった」という批評は全く無意味なんである。ある意味、ミサに参加しているようなものだから、そこにいる事自体が大切というか。勿論、音楽としてバッハが好きなわけだから、客観的に見て納得できるだけの内容がないと一気にさめるかもしれないけど。

書いてて何を言いたいのか我ながら分からなくなってしまったが、「カンタータを聴く」という行動に、「音楽」という側面以外の意義を見出しているような気がするんです。

で、本日の演奏会は(も)全くもって素晴らしい。

我が愛しの野々下先生(ソプラノ)は、いつもながらの美声で、しかし、押し付けがましくない所が本当に素晴らしい。いつだったか、NHKかどこかの放送で、かなりのぶりっこソプラノ歌手がモーツァルトのアリアを歌ってて、そのいやらしさに辟易した覚えがあるのだが、野々下先生は麗しくもあるし、慎ましい。BCJで野々下先生の歌を聴けるというのは人生至福の時間でもある。

素晴らしいといえば、今回のコンサートミストレス(コンサートマスターの女性版。便宜上、「コンマス」と呼ばれる事もあるが)である、若松夏美先生。若松先生の弾くヴァイオリンはいつも凛々しい。弾く姿なんか見たら、凛々しい通り越して神々しくすらあるのだから、これは絶対に外せない。寺神戸さんとのツートップだったら、その素晴らしさを知ってしまった身には卒倒モノかもしれない。

今回の公演で特筆すべきことといえば、「ヴィオロンチェロ・ダ・スパラ」という謎の楽器が登場したこと。

これがかなりわけの分からない楽器で(弦楽器の進化により使用されることが無くなったのであろう)、ヴィオラより大きく、チェロより小さく、首からストラップを付けてヴィオラのように弾くような感じの楽器なんだが、音は「大きめの音がするヴィオラ」といった趣であった。

ちなみに、「ヴィオロンチェロ・ダ・スパラ」を弾くパディアロフさんの位置がボクの席からは指揮者の影に隠れて微妙に見えそうで見えない位置で(まるで階段を上る時に後ろをバッグで隠すJKのよう)、思わず、「鈴木先生、ちょっとどいて!」と言いたくなってしまったのはナイショです。

あまりヨイショばかりしててもアレなんでちょっとだけ気になった点を書くと、オルガンの音がチェロと被って、「チェロと歌唱」だけで十分に表現できる世界を却ってスポイルしてしまっているような場面がいくつかあった。最初のパイプオルガンの演奏は素晴らしかったが、カンタータでのオルガンはもうちょっと控えめな方がめりはりが出るような気がした。

もう一つは、トランペットの音色が好きなので、もっとトランペットが活躍できるような曲が聴きたいです。(カンタータは全曲演奏する前提でプログラムを組んでいるだろうから、スコアに無ければ仕方の無いことではあるけど)

あと、4月のマタイは川崎もオペラシティも行くので、過剰に期待してまーす。





【コンサート】チョン先生のマラ9【2日目】
2006年02月18日 (土) | 編集 |
そんなワケで、昨日に引き続き、サントリーホールに行って参りました。

チョン・ミョンフン指揮東京フィルハーモニー交響楽団

マーラー/交響曲第9番



日記にあげるのが1日ズレてるけど、昨日の公演が16(木)で、今日の公演が17(金)ですから。

昼間は仕事関係で不可抗力なムカつくことがあって、仕事する気力をだいぶ無くす。逆に、こっちが圧力かけてやろうかとちょっと思ったが、会社の事を考える大人なボクはやめておいた。

お馴染み新東宝映画のFさん同行であったため、早めに会社を出ようとしたら、仕事上でトラブル発生。ちょっと慌てる。

そのせいで、乗る電車を間違え、一駅戻って正しい電車に乗り換えるとかやってたら、開演ギリギリになってしまった。

ダッシュでホールに向かい、席に着く。

と思ったら、せっかくギリギリに着いたのにオケがなかなか出てこない。

せっかく、年に2回しかしないダッシュをしたのになぁ・・・

ようやくオケが配置につき、およそ10分遅れでスタート。

先週のオーチャードホールでは席が後ろすぎて残念な結果に終わったが、今回は1階3列目なんである。ちょっと右寄りだけど。S席ではなくA席だけど。前の席というのは一見いいように思えるが、オケ全体を見渡せないのと、やはり目の前の楽器ばかり音が目立って、そんなに良くはない。まぁ、オーチャードの3階最後列と比べれば雲泥の差だが。

マーラーの9番といえば、昨年、インバルがベルリン交響楽団を従えてやって来た時の演奏が忘れられなくて、この時はインバルが体調絶不調だったにもかかわらず、大変な名演を聴かせてくれたのである。「音が結晶となってホール中を満たす様子」というのを体験した、稀有なコンサートであった。

今回はマーラー3番で名演を聴かせてくれたチョン先生と東フィルのコンビなので、期待度MAX。インバルとは違った、「ユダヤの血」とはまた違った演奏を聴かせてくれる事であろう。

そんな期待を胸に第一楽章。


・・・日本のホルンって、いつもこうなのかなぁorz


新東宝映画のFさんとも帰路で話したが、どうもひっくり返りやすいんである。勢いで吹ききっちゃう時ならまだしも、今回のような曲でひっくり返っちゃうと目立つので辛い。

第二楽章に入ると演奏が安定してくる。が、過剰に期待したせいか、こちらの眠気がどっと押し寄せる。困った。眠い。

グーグーと寝てしまうワケにはいかないので、音に集中して少し目を閉じる・・・と、余計に眠くなってしまう。これは困った。

しかも、さっきから異音がするので、隣のおっさんが飴を舐めてたので噛み砕いているのだろうと思ったら、全然異音が止まらない。なんだと思ったら、コントラバス奏者の靴音がミシミシ鳴っているのか、乗っている台座がミシミシ鳴っているのか、そんなような音であった。最前列のお客さんはさぞかし災難であったことだろう。

眠気をなんとか乗り切って第三楽章。
眠気を乗り切ったからかどうか分かんないが、東フィルの音にグンと勢いがついてくる。なんだか知らんけど、急に凄い事になっているのに気づいちゃったんである。

チョン先生の指揮はスマートながら明確に音の強弱を付けるので、強く指揮している所だけを見たら凄く見えるのだが、今日はそうでない所でも気合の入りようが違う。鬼気迫る感じなんである。

第四楽章は全ての交響曲の中でも特に好きな曲なので、ここはひとつ、じっくり世界に浸らせて欲しいものだ。

しかし、ググッと引き込むような(CDでいえばバーンスタインのような)スタイルではなく、オーケストラを上手くまとめつつ、常に音の美しさを保つような感じ。むしろ、テンポは早目だったように思う。ここがつまらないと「何だよ」という話になってしまうが、オケが指揮者に必死についていく様子が分かってとても良かった。前の方の席だったから、奏者の表情まで分かるのが面白かった。特に、第2ヴァイオリンの猫背気味のお兄さん。

コンマスも大活躍で、お尻を席から浮かせての大熱演。
ヴィオラのお姉さん(かっこいい!)も細身の体で大熱演。
チェロの人も顔は見えなかったけど、大熱演。
金管はアレだったけど、木管は凄く良い。
あと、ティンパニの音が軽すぎず重すぎずでベストと思った。

天上からの音が途切れるように静かにフィナーレを迎え、最後は指揮者が指揮棒を完全に下ろすまで誰も拍手をしない。東フィルの客はこういう事がちゃんと出来る。素晴らしいことだ。

通常のコンサートではオケが去ったら公演は完全におしまいなのだが、この時はスタンディングオベーションが長く続き、オケが去った後にチョン先生が再び登場。オケに労をねぎらいつつ、最前列にいたお客さんたちと握手をしていた。ボクもせっかく前の方にいたのだから、握手してもらえば良かったかな。

全体で見ると途中で眠気が襲ってきてしまった事もあって、昨年のインバル/ベルリン響を超えてはいないと思うが、日本でこれだけのマーラーが聴ける事のどれほど尊い体験であることか。

あと、チョン先生のマーラーシリーズは「6,7,8」が残っているそうである。全部注目だけど、難曲を紐解くような演奏ができるコンビなので、7番に名演の予感。新東宝映画のFさんは「8番」と仰っていたので、またクラオタ対談しなくちゃなぁ〜!





珍しいハンス・ロット
2006年02月17日 (金) | 編集 |
金曜日は新東宝映画のFさんと、サントリーホールでチョン・ミョンフン指揮東京フィルハーモニー交響楽団のマーラー「交響曲第9番」の演奏会があるので、さてどうしようかと思ったのだが、どうしても行きたかったので2日連荘になっちゃうけど行ってしまいました。

クリスティアン・アルミンク指揮新日本フィルハーモニー交響楽団
第397回定期演奏会 於:サントリーホール

・シュニトケ作曲
ピアノと弦楽の協奏曲 (1979)

・ロット作曲
交響曲ホ長調 (1880)



その前に用事があったのでちょっと間に合いそうも無かったのだが、「ロットだけでも聴ければいいや」と思ってたら、思いがけず開演に間に合う。っていうか、その前のアルミンクさんのプレ・トークにも間に合ってしまう。チケット、取っておいて良かったなぁ。

サントリーホールのかなりいい席を入手出来たので、演奏はともかく、先週聴きに行ったオーチャードホールの3F最後列よりはいいに決まっているのである。

プレ・トークはハンス・ロット目当てで来ている人にとっては、ごく当たり前の内容。でも、アルミンク、かっこいいぜ。さすが、同級生。

客の入りは7〜8割くらいか。定期公演なので、年間チケットのお客さんの欠席がやや目立った模様。ハンス・ロットを演奏するのはレアなのにもったいない。

一曲目はシュニトケ。
シュニトケといえば「いかにも現代音楽」という感じがして(時代的には確かにそう)、現代音楽苦手なボクとしては名前を知ってても敬遠してたんである。そういう作曲家の作品を、こういう機会で聴けるのは良い事なのかもしれない。

ピアノが不気味に、「わかりやすい」とは言えない和音で展開していくので、「ワケワカな事やれば現代音楽かよ」と不審に思いつつも、オケパートに入るとそのワケワカな世界に引き込まれていく。「響き」だけで進んでいくのではなく、あたかも映画音楽のように何かしらのテーマを持っているように感じた。「現代音楽におけるロマン派」というか。

と思ったら、シュニトケって、映画音楽も書いてるのね。知らなかった。自分自身の勉強不足にもほどがある。

まぁ、これはこれで思ったよりずっと楽しめたので、機会があったらシュニトケの作品は聴いてみたいと思う。

後半は、お目当てのハンス・ロット。
ここでロットがどういう人物なのか書くのもなんなので、各自ググれ、ばか。

・・・それはさておき、↓のCD(会場でも売ってましたな)のCDを聴いて以来、実演でロットの作品を聴きたくて仕方がなかったのだが、まさか大好きな新日本フィルで聴けるとは。やはり、これはチケットを入手しておいて良かったと言えるだろう。




よく言われることだが、ワーグナー的であり、ブルックナー的であり、そしてマーラーを先取りしたともいえるスタイルは、これらの音楽家がすっかりポピュラーになった現在においては、ことさら難しく響くこともない。むしろ、これだけ素晴らしい音楽が今まで眠っていたのかと思うと、全く残念な限りである。

そのせいか、上記CDで聴いているときは気にならなかったのに、演奏にこなれない感じがやや付きまとう。それとも、若書きゆえの管弦楽法の未熟さが作品にあらわれているのだろうか。その辺はボクには全く分からないんだけど。

とはいえ、ロマン派らしい印象的なメロディが随所に現れる第一楽章では、不覚にも涙腺が緩くなる瞬間多発。感動してるぞ、俺!

CDでは第一楽章ばかり聴いてたのだが、第二、第三楽章がやはり実演で聴くと説得力がまた全然違う。新日本フィルならではのヴァイオリンの美しさはより際立ち、しかもいつもと違って(失礼)、金管も木管も、管楽器大活躍。音が非常に滑らかなのである。アルミンクらしい音作りっていうか。

第四楽章では、CDでは到底感情移入できなかった音の盛り上がり方に、再び涙腺が緩む。いい曲だなぁ!こんなにいい曲なら、ロマン派大好きなボクにぴったりなワケだ。

1月上旬の大野先生のショスタコ4では、あんなに凄い爆演を聴かせてくれたのに、今回は滑らかさがとても良かった。良い席を選ぶ事も感動する要素としては大切とは思うんだけど、それにしてもアルミンクさん、「ジャンヌダルク」をやって(残念ながら聴けなかった。評判は良かったらしい)、これだけのロットをやってだから評価がグンと上がっちゃうんじゃないのかな。本当に行って良かったもんね。

終演後に嫌な連絡が入るが、それは明日決着つけてやるわい。

オーチャードの3階にて
2006年02月12日 (日) | 編集 |
行ってきました。

チョン・ミョンフン指揮東京フィルハーモニー交響楽団
第717回 Bunkamura オーチャード定期

《オール・シューベルト・プログラム》

■シューベルト/交響曲第7番「未完成」

■シューベルト/交響曲第8番「グレート」



2/9にも東京オペラシティで同内容の公演があり、その前に行われたリハーサルを見学させて頂いたのは前回書いた通り。

その日に聴いたのはリハーサルだけだったけど、あまりに素晴らしい音の響きに、今日という日をとっても楽しみにしていたのだ。

しかし、オーチャードホールは、これだけコンサートに行ってるのにナゼか行った事のないホールで(関係ないけど「日本フィルのコンサートに行った事がない」というのも自分的に不思議)、しかも平林直哉氏が「絶望的なホール」と評していることもあって少しだけ心配になる。

だって、3階の最後列なんだもん。

という事は、ホール全体の最後列ということなんである。

最後列といえば、NHKホールの最後列でオペラを鑑賞したこともあるのだが、この時は覚悟して行ったせいか、「まぁ、思ったより良かったんじゃないか」という感じだった。

駄目もとでチケット売り場のおばちゃんに、「差額払うから上のランクのチケットに交換してもらえないか」と聞いてみる。

が、玉砕。

でも、その場でチケットを買いにきたお客さんと直接交渉して手持ちのチケットを売ってもいいという了承を貰ったので、暫し売り場の前で待つ。

学生券を買いにくる人は何人かいたけど、声を掛けるようなお客さんは見あたらず。

仕方が無いので、おばちゃんにお礼を一応言って、ホールに入る。

なんと、このホールは比較的新しいのにエスカレーターもエレベーターもない。足が悪いボクとしては非常に辛いんである。どうしたことか、オーチャードホール!二度と行かねぇ(行けねぇ)、オーチャードホール!

やっとの思いで席のある4階(3階席なんだけどホールの外から入るには4階まで上らなくてはならない)にたどり着くが、すっげーホールがデカいので、腰が抜けて1階に落ちそうになる(嘘)。

暫くしてオケとチョン先生登場。やはり、小さい。

一曲目の「未完成」が物々しく鳴り響く。テンポがかなりゆっくりで、古典派の音楽がすっかり古楽器的アプローチに染まっている今日としてはやや違和感がある。昨年のムーティ指揮ウィーンフィルのシューベルト交響曲第4番においても、比較的小さめの編成で演奏してたし。

しかし、追い込むところはしっかり追い込み、要はメリハリのついた演奏ということになるのであろう。

フィナーレも、静かに余韻を残しつつ、指揮棒を下ろすまで誰も拍手をしない。以前にチョン先生東フィルのマーラー交響曲第3番を聴いた時もそうだったが、フライングがないのは客もよく理解しているからか。読響の客も見習った方がいい。

休息を挟んで、リハで大感動した「グレート」。
ここでもテンポは割りとゆったりと取り、しかし第4楽章では思った以上に加速していく。加速といってもフルトヴェングラーのような異常な速さではなく(フルヴェンがいいという人はフルヴェンがいいのであって、丸っきりシューベルトとは違う音楽のような気がする)、冷静に音楽をコントロールしている感じではある。

本来ならばここで大絶賛したい所なのだが、どうも音が良くない。演奏が素晴らしいのが分かっているのに、音が悪すぎて酔えないんである。

低音は篭り、高音はキンキンした音の響きが目立つだけ。いわゆる「ドンシャリ」系の音をさらにキンキンするようなフィルターに掛けたような、なんともいえない音なんである。2日前のリハの素晴らしい音色を聴いちゃったからかなぁorz

フィナーレでも、「未完成」の時はみんなじっと余韻に浸れたというのに、3階最後列という距離的な問題からか、今回は演奏が終わるか終わらないかくらいのタイミングで間抜けな「ブラボーッ!」の声がかぶさるorz

確かに声を掛けたくなるような終わり方だけどさぁ〜!!!

そんなワケで、初オーチャードホールは散々だったので、次回に公演がある場合は出来る限りオーチャードは避けたい所だが、1階席ならまだ幾らかいいかもしれない。3階最後列で一度聴いただけで、平林氏の言うように「絶望的なホール」とは決められないんである。

それにしても、安い席とはいえ、たとえばサントリーホールのPブロック(オーケストラ後方に位置する席)なんかは、指揮者の顔が見えて面白かったり、バランスさえ我慢すれば音は十二分に聞こえるし、そんなに悪くない(ていうか嫌いじゃない)と思うのだが、オーチャードホールみたいなだだっぴろいホールでケチっちゃいけないね。少しだけ学習したボクでした。

勢いで、ムーティ指揮ウィーンフィルのシューベルト交響曲全集を購入。EMI盤じゃなくて、つい最近出たブリリアントにライセンスした方。これがなかなか良くて、「早く買っておけば良かったー」の領域なのだが、ディスク1で3番の後に「未完成」とか、ディスク3と4に「グレート」がまたがってるとか、「グレート」の後に6番とか、もうちょっと考えて欲しい収録順なんである。





チョン先生から送別会まで
2006年02月10日 (金) | 編集 |
今日は色んな事があったYO!

いつものように出勤して本日の更新を終える。

レギュラーコーナーのインタビューなわけだが、いつもテープ起こしに苦労するのだ。インタビュー中はそんな後の苦労も全く気にせず喋りまくるので、全部起こしてからカットすると凄い量を書き起こさないといけないし、適当に省いて起こそうとすると文脈が繋がらなかったり…

だれか、有能なライターを下さい。

それでも、今回の女の子の一条さん(倶楽部みる所属)はとても丁寧に喋ってくれたので、比較的やりやすかったといえましょう。こんな女の子ばっかりだったらいいのに。

そんな仕事をサクッと終えた後は、東京オペラシティに出向く。東京オペラシティといえば、ボクの好きなMちゃん(誰だかはナイショ)が住んでたりするので非常にウキウキドキドキカリメロ!な感じだが、そうではなくてコンサートホールへ。

いつもおなじみの、新東宝映画のFさんが、東京フィルハーモニー交響楽団のリハーサルに誘ってくれたのである。これは貴重だ!

本公演の内容はシューベルトの交響曲第8番「未完成」、第9番「グレート」(第7番、第8番ともいう)なんだが、今日のリハの後にも本公演があり、2日後にもオーチャードホールで同内容の公演があったりするのだ。ボクはオーチャードホールの方に行くんだけど。

ホールに入ると既に「グレート」の第4楽章を演奏中。
指揮者もオケも、普段着で演奏している所が面白い。それと、指示の内容は全部英語でやっていた。ボクはてっきり日本語でやってるのかと。

「グレート」は第1楽章へと戻り、暫しの休憩を挟んで「未完成」も練習。

正直、音の響きが信じ難いほど良く、2日後の期待しか持たせなかった。チケットを取るときにFさんから「名演間違いなし」との言葉を頂いたが、今日のリハでそれが確信に変わりました。早く明後日にならないかな!

Fさんはそのまま本公演に参加するのでお別れし、会社に戻る。

残念ながら撮影に使用しているストロボが壊れてしまったので(アメリカ製である。アメリカは何をやってもデリケートさに欠けるからどうしようもない。国の浅はかさを感じてしまうのである)、低価格で使えそうな製品を物色。まぁ、2つほど目星はついたけど。

そしてヴィネック社へ出向いて、こうたろう君とむらっちの送別会に参加する。


ボクシングの元チャンプの田端さんから送別の品を渡されて感激するこうたろう君。




アニキ分の蔵っちとのケツの出し合いに発展するむらっち。
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辞める時までこんなに皆が祝福してくれるなんて、転職経験の多いボクとしては本当にうらやましく思った。

2人とも、これからの社会人としての人生を頑張って下さい。

ビール飲み過ぎて、喉が渇いた。

CDの整理、どうしてます?
2006年02月05日 (日) | 編集 |
その昔はCDに加え、アイドル誌やら音楽誌を鬼のように買いこんでいたから部屋がものすごい事になっていたのだが、最近は雑誌をあまり買わなくなり、しかも年末にごっそり捨てたのでだいぶ部屋がすっきりしたんである。

しかし、CDだけはどうしても捨てられないので、ヨドバシカメラ(川崎店)でCDラックを購入。

1000枚入るんだぜー。

1000枚入ればすっきりだよなー。




ここに収められているCDはヘヴィメタルばかりなのだが、その中でも↓のSENTENCEDの「AMOK」は涙なくしては聴けない名盤。ってゆーか、涙を流して、聴け!

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さて、ロック系のCDはなんとかなったが、クラシックのCDはどうしようかなぁ〜!こっちも数百枚はある勢いで・・・(しかも、増殖中)

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素人のボクでもこんな状態なので、音楽通のみなさんはどうしていらっしゃるのでしょうか?セレブな皆様としては、20帖くらいの保管室があったりするのかしら?

たまにはクラシックでない話
2006年02月04日 (土) | 編集 |
取材がないとどうにも仕事が持て余し気味で、といっても仕事が甘いワケではなく、ボクがとても良く仕事が出来ちゃうのですぐに仕事が終わっちゃうのである。正に才能ある人間ならではの悩みといえよう。

そんなボクがサクッと仕事を終わらせ、吉原に遊びに行きたい気持ちを抑えつつ渋谷のイケベ楽器へ。

サクッと終わらせたといってもそこそこの時間になっていたので、お店に入ると「今日は閉店しました」と片付けをしていた店員のつれない返事。せっかく幾度と無くお買い物をしてあげているのに、イケベ楽器ったら冷たいんだからぁ、もぅ!プンプン<`ヘ´>

仕方が無いので、近くのKEYへ移動。
別にKEYが悪いわけではないので、そんなに仕方が無いわけではないので誤解なきよう。少なくともボクを騙した御茶ノ水なんかにあるK楽器なんかより数十倍マシですから。

KEYで散々迷った挙句に、YNGWIEファンとしては見逃せない弦があったので確保。正直に言えば、普通はアニーボールを使ってるんだけど。さらには、拘りはそんなにないので最安値だったダダリオでもいいんだけど。

その思わず買っちゃったYNGWIE弦はこれ↓




で、KEYの店頭でくじ引きをやっていたので参加する。お店に入った時には「帰りにひけます」と言ってたくせに、いざ買える時には「もう仕舞おうとしていた」とかいうふざけたコンパニオンよ、一発やらせろ。

で、こともあろうに2等が当たる。なんでも自宅で有線放送が聴ける一式らしい。一瞬喜ぶが、機材、工事費、加入金は無料らしいが、月額はかかるらしい。欲しい音源はディスクで入手する方なのでせっかくの2等をお断りすると、「月額までは出せないんでぇ〜」、「当たり前なんでぇ〜」とだらしない返事。

当たったんだから当たり前かどうかは知らんって。それよりもお前のだらしない口におてぃむてぃむを一発ぶち込ませろっちゅーの。

そんな感じで辞退したのだから何も無いはずなのだが、ちょっと重たい入浴剤を粗品で渡される。そのコンパニオンにとっては悪気は無いのだろうが、育ちの悪さがありありと見えて不快感増幅。

そういえば、最近はクラシックばかりで弾けもしないのにヴァイオリンが欲しいボクだけど、それ以前はBURRN!誌を創刊号から毎月買ってたヘヴィメタルマニアなのであった。(BURRN!は用済みなので最近ようやく処分した)

ヘヴィメタルといえばギターなのでギターも2本持っているのだが、これがフェンダーUSAとJackson Starsというなかなかのラインナップ。ご想像に難くなく申し上げるが、そう、たいして弾けない。「パラノイド」とか、「アイアン・マン」とか、「スモーク・オン・ザ・ウォーター」などのイントロを必死こいてコピーして、悦に入っているようなトーシロなのだ。すまん、ナマ言って。弦を交換するにもひーこら、チューニングなんか空の果てまで自信無しなんである。これでは高崎晃への道は果てしなく遠い。

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こんな事を書き連ねながら、現在聴いているのはギュンター・ヴァント指揮北ドイツ放送交響楽団のベートーヴェン。古楽器全盛の昨今においてはヴァントのベートーヴェンなんか生真面目すぎてつまらんと思っていたが、いざ聴くと恰幅の良さが要求される曲(「英雄」とか)なんかは結構いいじゃないと、改めて感じる次第。ブルックナーの全集も買っちゃおうかなー。

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