金曜日は会社を休みにしてあったので、遅めに会社に行く。
「休みの日に会社に行くなんて・・・」と思う人もいるだろうが、会社に行かなくても家で仕事しちゃうから同じなんである。
生きている間に過労死認定が欲しい。
お昼に、システム部のおじさまと、某AVメーカーの姉御とランチ。
ちょっと洒落た雰囲気のレストランで、しかもボクの好きなパンが食べ放題。ついつい食べてしまって、後でちょっと大変だったが、また行きたい。
会社に戻って休みを堪能しつつ仕事をして(どんなじゃ!?)、「せっかくだから渋谷のヘルスに行っちゃおうかなー!」と思いつつ、実はつい先日行ったばかりなので止めておく。
で、ポイントが貯まっていたので、いかがわしくない普通のマッサージ店に行く。
いつもはここでは女性の方に押してもらうのだが、今回は男性。しかも、なかなか甘いマスクのイケメンだからプチ胸キュン(←ウソ)。
やはり肌のきめ細やかさは女性の方が上だが、押し具合の強さ加減は男性の方が上手い。同じ「強く」で押してもらっているのだが、男性の方が余力を持って押している感じがする。
すっかりリラックスして、HMVで出たばかりのクライバーのベートーヴェン「交響曲第7番」を捕獲して、サントリーホールへ向かう。
今日はこのコンサートの為に出てきたのであった。ショスタコーヴィチ・イヤー(生誕100年)に相応しく、なかなかのプログラム。
カリンニコフ:交響曲第1番
ショスタコーヴィチ:オラトリオ「森の歌」
しかも、フェドセーエフが指揮で演奏が東京フィルハーモニー交響楽団であるので、悪いはずがない。
この公演は「当日券が出るようだったら行こうかなー」くらいに思っていたのだが、新東宝映画のFさんがチケットを譲ってくれたので、尻尾を振って出かけたのである。
更に、ショスタコは先日、大野先生指揮新日本フィルの「交響曲第4番」を聴いて大感激、自分の中では相当盛り上がっているので実にナイスタイミング。Fさん、今度ラーメン奢ります!
席はFさんお得意のPブロック。Fさんのお陰でこの位置の席は幾度となく経験してるので、慣れてくると案外いいもんである。
実は、「森の歌」は聴いた事がないのだが、それにも増してカリンニコフなんか作曲家自体を知らないんである。勉強不足でロシア音楽科の単位落とす。
前日に同内容の公演を聴いているFさんによれば、「カリンニコフもあなどれないですよ」とのことだったので、かなり期待しちゃう♪
プログラムを見ると、前半のカリンニコフは37分、「森の歌」は38分。
「森の歌」は案外短いんだな、っていうか、カリンニコフは案外長いんだなっていうか。
フェドセーエフ登場。
音のイメージからするともっと大男のような気がするが、普通に体格のいいおっさんである。でも、70過ぎなんだよな。
で、その、カリンニコフ。
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これが実に甘美なメロディで、ロシアの神秘を見るようなそんな曲で、すぐに気に入った。CDを探すのが大変そうだけど、出てはいるようなので、今後のチェックリストに加えることとしよう。
東フィルも相変わらず上手い。東フィルの音はとても好きなのだが、これまであまり聴く機会がなかったので今後はヒマを見つけて聴きに行きたいと思う。
後半はお待ちかねの「森の歌」。
コーラス隊が続々入場。子供のコーラス隊も入ってくる。「どこかで見たなぁ、この光景」と思ったら、それは昨年チョン先生指揮で聴いたマーラー「交響曲第3番」と同じではないか。あの、「ビムバムコーラス」やってた子たちだな。多分。
静かに第一曲が始まり、バリトンの歌唱が聞こえる。
Pブロックなので覚悟はしていたが、楽器はまだ良いが、歌はなかなか後ろに響かないので、良いのかどうなのか分からない状況。
曲はショスタコらしいともいえる「ロシアっぽさ」もありつつ、ショスタコらしからぬ「屈折感とパロディの欠如」を感じ、まぁ、国粋的なナショナリズム(一緒か)を感じちゃう和やかで微笑ましい、いい曲なんである。どれくらい国粋的かは歌詞を見れば一目瞭然だが、曲としてこれは楽しめる。分かりやすくてスケールの大きい、合唱曲なんである。
「実にロシアチックだなぁ・・・」と行った事もないのに、脳内でロシアの緑を感じつつ、フィナーレ。曲に聴き入っちゃったのでフェドセーエフの指揮がどうだったとかよく覚えてないんだが、野太い音を出す割りに指揮姿は案外まともじゃん・・・と思いきや、唸り声はかなり凄い。我らがヤンソンスといい勝負かもしれない。
歌詞の内容からして、この曲が頻繁に演奏されることはないように思うが、またどこかで演奏されるようだったら聴いてみたいものだ。
大野先生のショスタコ4番が壮絶さをひしひしと感じる内容だったのに対して、フェドセーエフは「だって、お国モノですもん」という感じの余裕もあって(この曲自体に壮絶さを求める事自体が間違っているが)、非常に良い演奏と思った。とにかく、1曲目のカリンニコフも含めて「ロシアの空気」なのだ。
で、そんな演奏会に行ったせいでは無いだろうが、今日の雪は散々だ・・・
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