某AV女優から、「ブラ取って下さるぅ〜?」とお色気タップリに言われたので、匂いを嗅いでから渡してやりましたが、何か?
それにしても、オキニをデートに誘うと公言しているのですが、いざ誘うとなると緊張して言い出せません。奥手すぎて困ったものです。どうにかなりませんかね。(←てゆーか、まずは誘え)
さて、若くして「今世紀最後の巨匠」の雰囲気たっぷりの巨匠、ティーレマンが手兵ミュンヘン・フィルを率いてやってきたので行って来ました。しかも、プログラムがCDで名演を聴かせてくれたブルックナーの5番!これは期待しないほうが無理なんです!
BMW Japan presents クリスティアン・ティーレマン指揮 ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団 2007年11月4日(日)16:00開演(15:20開場) ブルックナー:交響曲第5番 変ロ長調 出演 指揮:クリスティアン・ティーレマン 管弦楽:ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団 会場 サントリーホール大ホール
一部ではチェリビダッケ譲りのテンポの遅さが恣意的で批判があるものの、ハマれば名演。チェリの実体験がないボクとしては、積極的に評価したいところであります。
それにしても、昨年はアーノンクール/VPOで同じくブル5を演奏したというのに、今年もブル5とは。確かにブルックナーの8番とタメをはる名曲とは思うが、なんとなくこれだけ演奏されると「そんなにメジャーな曲か?」と思ってしまう。しかも、来年4月にはスクロヴァチェフスキ/読響でもやるしさぁ。まぁ、好きだからいいんだけど。
座席はA席を確保したものの、1Fのグーッと後ろ。視覚的には問題ないが、音響的には個人的にはあまり好まない方ではある。たとえS席だったとしても、サントリーの中央から後ろのブロックはあまり好きではない。
定刻をやや過ぎてティーレマン登場。相変わらずのとっつぁん坊や振りで、しかもメタボ気味。もうちょっとダイエットすればいいのに。(人のこと言えないけど)
第一楽章からティーレマンの個性がバクハツで、音が聞こえないほどのコントラバスの弱音でスタート。
予想してたとはいえ、テンポが死ぬほど遅い。楽章ごとに言うならこんな感じ。
第一楽章・・・メチャクチャ遅い 第二楽章・・・メチャクチャ遅い 第三楽章・・・ややまともだが、遅い方 第四楽章・・・前半よりまともだが、やっぱり遅い
第一楽章なんか、「遅く聞こえる」どころか本当に音が止まりやがる。こんなのを平然とやってのけるなんて、さすがティーレマン。でも、かったるい。
遅いだけに音の派生の仕方がこれでもかっ!というほどに分かり、特にこの遅さで管楽器が堪えきるところが凄い。フルート、オーボエ、ホルンのソロ奏者は素晴らしいの一言に尽きる。
第三楽章でまともな速さになったので、「あー、後半はそういう狙いか」と思ったら、第四楽章も遅いのであんぐり。開いた口が塞がらない。曲がいつまでたっても終わらない(笑)。
テンポは遅くても指揮振りは熱中そのもので、盛んにコンマス氏を煽っていたのが印象的。それに、遅すぎてアーノンクールですら味わえたカタルシスもこれじゃ遠すぎると思っていたのが、コーダの追い込みはやはり感動で鳥肌が立ってしまった。もう、曲が素晴らしすぎる。やはり、ブルックナーは凄い。
「やっぱり凄いんだな」と曲とオケに感嘆していたら、指揮者がタクトを振り下ろしたまま動かないのに非常のフライングブラボー。さらにいくつかの拍手が追従するも、周りがそれ以上拍手に応じないのでそのままフェードアウト。
だいぶ長く微動だにせずいたティーレマンの、「何が何でも名演にしてやるんだ!」という意気込みが伝わってくる。まぁ、演奏自体は終わってるんだけど。
ようやく振り向いて、笑顔で拍手に応える。しかも調子に乗りすぎて、指揮台の上に助走を付けてジャンプ。床が抜けます!改修したばかりなのに・・・。
あれだけヘヴィな演奏だったのに会場の反応は上場で、オケが下がった後も2回呼び出される。正直、そこまでの名演とも思わなかったけど。帰りにCDの方を聴いたら、こちらも遅いんだけどそれはそれで良いと思った。同じ解釈の演奏とは思うが、これが実演の難しさと言えるかも。
個性的な指揮に追従したオケも良かったし、「唯一無比」な演奏とはいえるので、全体としては「半分名演」といった感じかな。
それにしてもフラブラには辟易したが、隣のねーちゃんが頭をフラフラさせて妙なノリをするヤツだったのでこっちも気になってしょうがなかった。こういう周りの状況にも影響されてるのかもね。満足感はあったので、次はもっといい状況で聴きたいですね。
いや、ホントに期待してたんだけどねー。

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